ドローン国家資格 一等無人航空機操縦士/二等無人航空機操縦士 学科試験対策

5.2 操縦者に求められる操縦知識 離着陸時の操作(2)離着陸時に特に注意すべき事項(回転翼航空機(ヘリコプター)

(2)離着陸時に特に注意すべき事項(回転翼航空機(ヘリコプター)

1) 離着陸地点の選定

⚫ 水平な場所を選定すること。離着陸直前は、機体が水平となるため、傾斜地ではテール部などが地面に接触する恐れがある。
⚫ 滑りやすい場所を避けること。離陸前は、ヨー軸まわりの制御が不十分な場合があり、ヨー軸を中心に回転する恐れがある。
⚫ 砂又は乾燥した土の上は避けること。ローターのダウンウォッシュによる砂埃等が飛散し、視界を遮るおそれがある。

2) 離陸方法

⚫ 十分にローター回転が上昇してから、離陸すること。ローター回転が低い状態で無理に離陸させると、機体の反応が遅れることがあり、危険である。

⚫ テールローターの作用で、離陸時に機体が左右いずれかに傾く場合がある。傾く方向はローターの回転方向により異なる。予め傾く方向を確認した上で、離陸させること。

⚫ ローター半径以下の高度では、地面効果の影響が顕著となり、機体が不安定になる。離陸後は速やかに地面効果外まで機体を上昇させること。

⚫ やむを得ない場合を除き、垂直方向の急上昇は避けること。ローター回転が低下し、機体が不安定になるおそれがある。

3) 着陸方法

⚫ 地面に近づくにつれ、降下速度を遅くし、着陸による衝撃を抑えること。衝撃が大きい場合、脚部が変形又は破損するおそれがある。

⚫ 地面効果範囲内のホバリングは避け、速やかに着陸させること。

⚫ 接地後、ローターが停止するまで、機体に近づかないこと。