回転翼航空機(ヘリコプター)
(3)リスク軽減策を踏まえた運航の計画の立案の例〔一等〕
回転翼航空機(ヘリコプター)において、リスク軽減策を踏まえた運航計画の立案の際に留意するべき要素の例として、以下の項目が挙げられる。
1) 離陸及び着陸
⚫ 離着陸地点は操縦者及び補助者と 20m 以上離れることを推奨する。取扱説明書等に、推奨距離が記載されている場合は、その指示に従う。
⚫ 離着陸地点は周囲の物件から 30m以上離すことができる場所を選定する。距離が確保できない場合は、補助者を配置するなどの安全対策を講じる。
⚫ 離陸後は速やかに地面効果外まで上昇する。機体状況の確認は地面効果外とする。
2) 飛行
⚫ 上昇させる場合は、取扱説明書等で指定された上昇率以内で飛行させる。
⚫ 前進させながら上昇させる飛行経路を検討する。
⚫ 降下させる場合、ボルテックス・リング・ステートに入ることを予防するため、取扱説明書等で指定された降下率範囲及び降下方法で飛行させること。
⚫ 飛行中断に備え、飛行経路上又はその近傍に緊急着陸地点を事前に選定する。プロペラガード等の安全装備がない機体の場合、第三者の立入りを制限できる場所の選定又は補助者の配置を検討する。
⚫ オートローテーション機能を装備した機体を運航する場合、機能が発揮できる条件を運航の計画に考慮する。


